セミナーで学べること
セミナーでのグループ体験を通して、学べることをご紹介します。
対人支援職で活かせること
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支援職自身の自己認識と活用
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クライエントと関わる際に、自分が感情的に反応してしまう「癖」や、過去の経験から来る「無意識の動機」などが与える影響を自覚し、より客観的かつ効果的に自己を「道具」として活用できる。
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自分の「今、ここで」の感覚を使い、クライエントとの関係を俯瞰して捉えることが可能となる。
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自分の「役割」を取ることを自覚的に行いやすくなる。
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クライエントを多角的にアセスメントすることが可能になる
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人間全般に共通する普遍的なパターンや法則(例:似たものに惹かれ、異なるものを排除したがる傾向)を学ぶ。
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目に見えない集団の力(集団力動)や暗黙のルールが個人の感情や行動、関係性にいかに作用するかを体験的に理解する。
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クライエントの行動や思考が、個人的な問題だけでなく、人間として普遍的な側面や、育ってきた環境、社会との相互作用の中で生じていると理解できるようになる。
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クライエントを支援する際の実践的な練習ができる
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自分の考えを持ったまま、他者(クライエント)ファーストで話を聞く練習を積む。カウンセリングにおいて、自分の専門知識や解釈を一旦脇に置き、クライエントが「今、ここで」最も伝えたい「ハート」を捉えることに集中できるようになる。
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クライエントの話をポイントを押さえて、共感的に聞くことが可能になる。
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他のメンバー同士のやり取りを見て、他者との関わり方のパターンを増やし、実践できる。
日常生活では…
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自分が何を感じているのかが捉えやすくなり、好きなことを選べるようになる。
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なじみのない場所でSCTの“同じところにつながること”を活かしてコミュニケーションをはじめやすくなる。
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集団に所属する自分という視点が増え、役割として必要な行動を行える。
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人を頼りやすくなり、余計な構えがなくなる。
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人とある程度率直に話せる。同時に、話したくないことを認識し、話さないことも選びやすくなる。
セミナーで体験できること
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自分自身への洞察を深める
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SCTで決められた形式での発言を試みることで、自分の中に生じる「反応パターン」や「無意識の動機」「癖」に気づきやすくなる。
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他者の「反応パターン」や「無意識の動機」「癖」を知ることを通じて、自己にも似たものがあると気づき、探求が進む。
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「人間」への仮説を更新し、多様な視点を得る
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グループでの発言や振る舞いから、特定他者あるいは自分に特有のものだと捉えていた事柄が、「人間全般」に共通する普遍的なパターンや法則であることを体験する。
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社会や集団が個人に与える影響を肌で体験する
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グループで生じた力動が自分や他者にどのような影響を与えるのかを、理論だけでなく「体験」として深く理解する。
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他者との「今、ここで」のかかわりを体験する
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グループで自身の感情や思考を率直に表現し、他者と協力して分かち合うことを体験する。助け合うことを体感する。
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グループの中で様々な他者の気持ちに触れる。本人がもっとも伝えたい「ハート」を捉えるためのコツを体験する。
参加し続けると…
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自他の変化を見られる。
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物事への捉え方が変わったことに気づく。
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グループの捉え方がわかる。
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生活の節目になる。